James Booker のライブ映像
ジェイムズ・ブッカー (James Booker) の貴重なライブ映像です。YouTube に寄せられたコメントによる情報なので真偽は定かではありませんが、1983年、ブッカーが亡くなる1週間ほど前の、メイプル・リーフ・バー (Maple Leaf Bar) でのライブだそうです。晩年のブッカーは、トレードマークだった派手な衣装やアイパッチを身に付けずに、スーツとサングラスでライブをしていたらしいので、おそらく正しい情報なのだと思います。ブッカーのベストの演奏ではありませんが、こうして映像で見られるというのは、やはりうれしいものです。
YouTube では、ブッカーの映像がたくさん見られた時期があったのですが、著作権などの問題で全て消されてしまったようです。この映像も消されてしまう可能性がありますので、興味のある方はお早めにどうぞ。たくさん残っているブッカーの録画や録音が、公式に発売されることを願っています。
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Bristol Harbour Festival ・ その2
悪天候続きで、雨が心配されたブリストル・ハーバー・フェスティバル (Bristol Harbour Festival) でしたが、奇跡的にも雨が降ったのは2日目の夜だけ。この晩は、友達のバンド演奏を観に行く予定だったので残念でしたが、天気が崩れたのがこの一晩で済んだのは、本当に幸運だったと思います。
最終日の今日は、久しぶりに気持ちよく晴れて、気温も上がりました。 港は、フェスティバルのために集まった船でいっぱい。
イタリアの航海者ジョン・カボット (John Cabot) が乗ったマシュー号 (Matthew) のレプリカも来ていました。コロンブスと間違われることが多いですが、北アメリカ大陸を発見したのは、コロンブスではなくカボットです。1497年にブリストルを出航し、ニューファンドランド島 (Newfoundland) に到着しました。コロンブスと同じように、カボットもまた、発見した土地はアジアの一部だと信じていたそうです。このレプリカは、カボットの北アメリカ大陸島発見500周年を記念して、1997年にブリストルで造られました。しかし、こんな小さな船でよく行ったもんだな、と感心してしまいます。
フェスティバルの最後を飾ったのは、ブリストルのバンド BabyHead。スカとヒップホップをミックスした音楽と元気のいいパフォーマンスは、いつ観ても気持ちがいいです。彼らが演奏したのは、初日のトゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ (Toots and the Maytals) とは別のステージだったのですが、今日のステージの方が、断然音が良かったです。
明日からかなりストレスの多い一週間になりそうなので、この週末はリラックスして楽しみました。
Bristol Harbour Festival ・ その1
今週末は、ブリストル・ハーバー・フェスティバル (Bristol Harbour Festival) が行われています。港とその周辺で、音楽、ダンス、サーカス、花火、船の展示、ボートレースなどが3日間にわたって繰り広げられる、無料イベントです。日本の港祭りですね。北海道の海辺の町で育った私には、「港祭り」という響きはノスタルジックになものなのですが、まあ、それは置いておくことにして、、、
フェスティバル初日の昨日は、野外ステージでオープニング・コンサートがありました。仕事を終えて駆けつけた私のお目当ては、トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ (Toots and the Maytals)。言わずと知れた、レゲエ、スカの伝説的なバンドです。
最近レゲエバンドで演奏し始めた私は、インスパイアされることを期待して行ったのですが、残念ながらサウンドがいまいち。たぶんスピーカーの配置が悪かったためだと思いますが、高音がすべて上へ逃げてしまうんです。ベースはしっかり聞こえますが、他に聞こえるのは歌とドラムが少しだけ。身長180cm以上ある夫は、ピアノもギターもよく聞こえたらしいです(泣)。ためしに体をちょっと持ち上げてもらったら、本当に音のバランスが良かったです。でもいくらイギリス人の平均身長が日本人の平均より高いといっても、180cm以上というのは高い方ですし、私(162cm)より背の低い人だっています。実際、170cm くらいの友人達も音の悪さに不平を言たので、やはりどこか問題があったのでしょう。残念。
イギリス人と天気
今日もまた雨です。今年は4月中は夏のように暑かったのですが、その後はぱっとしない天気が続いています。7月も下旬だというのに、上着が手放せない状態。イギリスに住むのは自分で決めたことなので、普段はなるべく愚痴を言わないようにはしていますが、こうも憂鬱な天気が続くと、愚痴のひとつも言いたくなります。しかし、さすがに長年この土地に住み慣れたイギリス人は、やわな私とは違います。
同僚が言うには、「みんな今年は夏がないなんて言うけど、4月には天気の良い日があったわよ。それに、木や花がよく育っていて、きれいじゃないの」ということです。
「今年はイギリスに夏は来ないよね」と嘆く私に、夫が返した言葉。
「去年は来たし、一昨年も来たよ。たぶん来年は来るよ。」
そして極めつけは、一緒にハイキングに行った友人二人。車で目的地に着いたら、あいにくのどしゃ降り。残念だけど、これは当然取りやめだろう、と思った私が甘かったです。イギリス人は豪雨の中を歩くんです。晴れの日を待っていたら、ハイキングなんで一生できませんから。私もハイキングが好きでなので、ちょっとの雨くらいなら歩く予定で、ブーツと Gore-Tex のジャケット着用で行ったのですが、さすがにあのどしゃ降りの中を歩くとは思いませんでした。
こうして例を挙げてみると、彼らは、本当にイギリスに住むための技を得ていますよね。 雨のたびに憂鬱になっている私とは全く違います。
長芋なしのお好み焼き
お好み焼きには長芋を入れるものだ!と長い間信じていた私。しかし、イギリスに来てからは、長芋なしでも簡単にふっくらと焼けるこのレシピを愛用しています。「ためしてガッテン」で紹介された作り方が基本ですが、作るたびに少しずつ変えて、このレシピに定着しました。ずぼらな私は、いつも目分量で料理するのですが、お好み焼きだけはきちんと計って作ります。
基本の材料 (1人分)
小麦粉 50g
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ1/2
ベーキングパウダー 小さじ1/2
粉末だし(うちでは昆布を使います) 小さじ1
水 60cc
生姜(すりおろし、千切り、紅生姜、パウダーなど、どれでもお好みで) お好きなだけ
キャベツ 100g
卵 1個
- 粉類(小麦粉、塩、砂糖、ベーキングパウダー)に水を加えて混ぜます。パウダーの生姜を使う場合はここで混ぜておきます。
- 粗いみじん切りにしたキャベツを加えて混ぜます。しっかり、でも混ぜすぎない程度に、30秒くらい。生の生姜や紅生姜を使う場合はここで入れます。
- 卵を割りいれて、ざっと混ぜます。ここで混ぜすぎないのがポイントです。だいたい15~20秒くらい。ふっくら、とろ~りと仕上げるコツです。
- 強火で熱したフライパンに、サラダ油(又はごま油)をひいて、生地を一気に流しいれます。高さ2cmになるように形を整えて、お好みの具を表面に並べます。
- 蓋をして蒸し焼きにします。フライ返しなどで押さえつけずに、じっくりと蒸し焼きにするのがコツです。中火で4~5分くらい。裏返して、再び蓋をして5~6分。
- ソース、青海苔などを載せて、できあがり!
今回は、キャベツと一緒に、にんじんの千切りも少し混ぜました。具はスライスしたチーズ。
正式には、一人分ずつ混ぜて焼くものなのでしょうが、私はものぐさなので、大きなフライパンで2人分を一気に焼いて、あとで半分に切り分けます。(この方法は、裏返すのがかなり大変なのですが、、、。)
外はカリカリ、中はとろりとしたおいしいお好み焼きです!
万引きカモメ
スコットランドのアバディーン市に万引きをするカモメがいる、というニュースがありました。近くに他の客がいなくなって、店の人がレジの後ろに周るのを待ってから、店に入ってクリスプスを盗んで行くらしいです。賢いですね。盗るのはいつも、同じクリスプス(チーズ味の Doritos) で、店の外で袋を開けて食べるのだそうです。
このカモメは地元では、サムというニックネームで呼ばれる人気者で、サムのクリスプス代を店に払う人たちまで 出てきたといいます。
RSPB (The Royal Society for the Protection of Birds の略。王立鳥類保護協会。)の代表者も、「こんなことは聞いたことがない」と驚いていた様子ですが、「でも、カモメに餌を与えることには賛成しません。毎年、町に住むカモメについての苦情がありますが、食べ物が手に入るということが、カモメが都市に住む唯一の理由だからです。」と、餌を与えることに反対の姿勢も示していました。
イギリスではカモメによる害が多いようで、私の周りでも、「カモメに襲われてパスティを盗まれた」とか、「屋根にカモメが巣を作っていて迷惑している」などという話を聞きます。日本のカラスみたいですね。
サムについての記事と、万引きの様子を撮ったビデオは、こちらで見られます。
>BBC – Seagull becomes crisp shoplifter
リチャード・バック (Richard Bach) の書いた通り、”For most gulls it is not flying that matters, but eating.” (たいていのカモメにとって、大切なのは飛ぶことではなく、食べることだ。)ということでしょうか。でも、このサムの賢さには、ジョナサン・リヴィングストーンも感心するかもしれませんね。
Kim Wilson & The Fabulous Thunderbirds
現役で活躍するブルース・ハープ・プレイヤーの中では、間違いなく5本の指に入るトップ・プレイヤー、キム・ウィルソン (Kim Wilson) と、彼の率いるブルース・ロック・バンド、ザ・ファビュラス・サンダーバード (The Fabulous Thunderbirds) のライブに行って参りました。このバンドは結構ロックンロール色が強いのですが、昨晩はブルースもたくさん演奏したので、キムのブルース・ハーモニカが好きな私には、嬉しい限りでした。
しかしですね、サウンドチェックをしにステージに上がったギターとベースのお二人を見た時には、「もしかして今晩はギンギンのロック?」と少し心配になりました。だって、二人とも身体中刺青だらけで、ギターの人は、ピンク色の髪をツンツンに立ててお化粧までしてるし、更に、服装は、細身のジーンズに腰に巻いたチェーン。これはどう見てもブルースというよりロックですよね、、、。私はロックも好きですが、せっかくキムのライブを観に来たのだから、ブルースを聴きたい!と期待して行ったので、ちょっとここで不安に、、、。
でも、そんな不安は、演奏が始まるとすぐに吹き飛びました。このバンドはけっこうゴリゴリのロックのCDも出しているのですが、昨晩のライブはブルース・ロックに留まっていました。そして私の期待していたブルースもたっぷり。特に、ギターのカーク・フレッチャー (Kirk Fletcher) は「若手では、この手のブルース・ギターを弾かせたら一番」という評判だけあって、すごく良い味を出していました。
こういうフィーリングたっぷりのブルースを聴くと、本当にうれしくなってしまいます。興味のある方は、こちらで彼の演奏を聴いてみてください。
そして、肝心のキム・ウィルソン。CDではあまり感じたことはなかったのですが、フロントマン、バンド・リーダーとしての力もすごくある人だな、と思いました。曲が始まる前に、右足と左足を交互に踏み鳴らして、バンドに曲のテンポを与えるのですが、これがまた、かっこいいんです。テンポだけではなくて、スピリットをバンドとその曲に与えているような感じで。
キムのハーモニカの特徴は、何といっても独特のグルーヴ感。彼がハーモニカを吹くと、ブルースもロックもスイングしちゃうんですよね。特に、後半、バンドなしで10分以上も延々と続くソロから、アンコールの “Nine Below Zero” にかけては、圧巻でした。
ファビュラス・サンダーバードとの演奏ではありませんが、キム・ウィルソンのかっこいいハーモニカは、こちらで聴くことができます。
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大雨・洪水・渋滞
イギリスは、また大雨で洪水です。今日は、夫がブルース・フェスティバル (Upton Blues Festival) にセッションで出演の予定だったのでそれについて行ったのですが、会場に向かう道は、かなり深刻な大雨。多くの小さな道路が閉鎖、高速道路もいくつか閉鎖、閉鎖していない道路はひどい渋滞、という状態でした。3時間ほどねばりましたが、演奏時間にはとても間に合いそうになく、下の写真のような光景を目にして、無事に家に帰れるかさえ心配になってきたので、やむを得ず引き返すことに。通常なら1時間くらいで着く距離なんですけどね、、、。
今回、夫が一緒に演奏する予定だったのは、この方。
シカゴ・レッド (Chicago Red) というブルース・マン。名前の通り、ブルースの街シカゴで生まれ育った方で、はるばるロサンジェルスからおいでになりました。私も楽しみにしていたので今日はとても残念でしたが、彼は今、イギリスをツアー中で、7月の末と8月のはじめに、また夫とセッションの予定があるので、ライヴの報告はその時にしたいと思います。
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James Booker – Manchester ‘77
待ちに待ったジェイムズ・ブッカー (James Booker) の新しいアルバムが届きました。ジェイムズ・ブッカーは、クラシックのテクニックとテイストでニューオリンズ・ブルースを弾いた、ニューオリンズのピアニストです。ブッカーについては、ホームページの方で詳しく書いたことがあるので、興味のある方はこちらをご覧になって下さいね。
>Yuki’s Piano Corner – James Booker
不覚にもこのアルバムが出たことは全く知らなかったのですが、たまにお邪魔するニューオリンズ音楽の掲示板で話題になっていたのを見て、さっそく注文しました。この掲示板は fess!fess!fest! (プロフェッサー・ロングヘアーについてのとても楽しいサイト)の管理人さんが運営しています。ものすごく情報が早くて、掲示板では、ニューオリンズ音楽についての新しい情報がいつも話題になっています。
さて、今回のアルバムは、タイトル通り77年に録音されたマンチェスターでのライヴです。ライヴなので録音の質はそれほど良くはありませんが、この日のブッカーはいつもにも増して調子が良かったようで、かなりノリノリで演奏しています。
アルバム最後の2曲は、マンチェスター出身のブルースマン Victor Brox と、そのサポート・バンドとの共演。この Victor Brox という方のことは全く知らなかったのですが、調べてみたところ、現在も演奏活動を続けているらしいです。このアルバムでは彼の良さはあまり伝わってきませんが、尊敬されるミュージシャンのようです。サポート・バンドの方はグルーヴ感が感じられず、お世辞にもあまり上手いとは言えませんが、ブッカーは楽しんで演奏しているようです。全体的に、この晩のブッカーはご機嫌だったようで、それが伝わってくるようなアルバムです。
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つきあい始め記念日
昨日は深夜までレコーディング。スタジオ・レコーディングは、どうしてもミスをしないように無難な演奏になってしまうので、あまり好きではありません。ライヴでは冒険をしたりちょっと危険なことにも挑戦しますが、スタジオ・レコーディングとなると、やはり安全な道を取ってしまいがちです。でも、安全な演奏って案外疲れるんですよね。それに、自分がまあまあ上手く行ったかな、という時に限って、他のメンバーから「ごめ~ん。もう一回。」の一言。ぐったり疲れて帰りましたが、頭が冴えてなかなか寝付けなくて、今朝は10時過ぎまでぐっすり眠ってしまいました。
おもむろにベッドから這い出して作ったのは、ピナ・コラーダ。普段は昼前から飲んだりしないのですが、今日は私達夫婦の「つき合い始め記念日」なので、特別です。みらさんの「ピナ・コラーダもどき」から、ぽめさんの「Mojito – モヒト」にたどり着いて、さっそく買いに走った Pineapple & Coconut – Pina Colada without the rum を試してみました。
ラムを加えるだけで簡単にできるのに、すごくおいしい!2杯目はラムの代わりにウォッカで割って、チチにしました。これもなかなかいけます。
グラス片手に、記念日のためにティラミスを作りました。既製のスポンジにインスタント・コーヒーとブランディーを混ぜたものをかけて、泡立てた生クリームにマスカルポーネと砂糖を混ぜたものを載せて冷やしただけ、というかなりいい加減なものですが、、、。
午後からは、記念日ということで、めずらしく外でランチ。最近できた Moreish というレストランは、ブリストルにある、数少ない(泣)おいしいレストランのひとつです。もう少しベジタリアン用の品が多いと嬉しいのですが、味は文句なしです。今日は、ロースト・ベジタブル、モッツァレラ、フムスの入ったグリルド・サンドイッチをいただきました。つけあわせのチップスも、ちょうど良い揚がり具合。ジン・トニック(また飲んでる!)もき~んと冷えて、幸せでした。
Moreish は Chandos Road にあります。ブリストルにお越しの際には、ぜひお試しください。
夕方からは何とか酔いをさまして、仕事に励みました(体裁を繕っているつもり)。














