激辛ペペロンチーノ

2月 28, 2008 at 9:27 pm (食べ物 / ベジタリアン) ()

お昼はだいたいサンドイッチなどをささっと作って済ませることが多くて、料理らしい料理はめったにしないのですが、気が向いてパスタなどを作る日もあります。先日はどうしてもペペロンチーノ (正確には、スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ = Spaghetti Aglio Olio e Peperoncino というらしいですね。) が食べたくなったので、まあ簡単な料理だし、作ることにしました。にんにくと唐辛子とオリーブオイルだけで作るこのパスタ。日本の掛け蕎麦のようなもの? シンプルなだけに、おいしく作るのは案外難しいです。にんにくを焦がさないように弱火でじっくりと炒めて、パスタが茹で上がるのと同時に仕上げるのがコツでしょうか。

今回使ったのは、Bird’s Eye Chili Pepper というタイの唐辛子。クリスマスに友達からもらったスパイス・セットに入っていたものです。小さいし、そんなに辛いとは思わなくて5つ入れたら、スパゲッティが激辛になってしまいました。適度に辛いものは好きですが、激辛は辛さで味がわからなくなってしまうので苦手です。今回のペペロンチーノも、辛いだけでにんにくとオリーブオイルの香りが感じられませんでした (泣)。この唐辛子、後で調べてみたら、タイの唐辛子の中で一番辛いのだそうな。(どうりで辛いはずだ。)

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ということで、翌週、唐辛子を2つに減らして、もう一度挑戦。結果は、「まだ相当に辛い。」
その後、1つに減らしてやっとちょうど良い辛さのペペロンチーノになりました。恐るべき Bird’s Eye Chili。こんな感じで、最近は週に一度はペペロンチーノを食べておりました。

ところで、私がこのペペロンチーノという料理を初めて作るきっかけになったのは、1993年から1994年にかけて放送されていた 「デザートはあなた」 というドラマ。森瑤子さんが原作の小説をドラマにしたものです。普段、ドラマはあまり見なかったのですが (そのうちテレビ自体見なくなって、現在に至ってはテレビもありませんが。) この番組は森瑤子さんのいくつかの作品が好きだったのと、忌野清志郎さんがたまに出演していたのを理由に見ていました。岩城滉一さんが演じる男性が、毎回一人の女性を部屋に招いておいしい料理を作って口説こうとする、、、という設定。ガウディのサグラダ・ファミリアで彫刻家として働く外尾悦郎さんのインタビューがあるなど、日曜日の23時からという地味な時間帯ということもあって、一風変わったドラマでした。週ごとに変わる女性ゲストも豪華だったし、恋人役の毬谷友子さんが作り出す雰囲気も何とも言えず良かったです。これからこういう番組が作られることは、たぶんないでしょうね、、、。

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早朝に

2月 27, 2008 at 11:37 pm (日々のこと)

私は死というものに対して、かなり現実的な考え方をする人間である。宗教は持たないし、死後の世界や来世などにも興味がない。さすがに日本へ帰った時くらいは父親の墓参りをするけれど、三回忌や七回忌などのためにわざわざ帰国するようなこともない。亡くなった夫にいたっては、お墓さえない。手元に残っているのはひとにぎりの灰だけである。残りの灰は少しだけ舐めて飲み込んで、後は空から撒いてしまった。お墓に留まっているような人ではなかったのだ。しかし、そんな私の考え方はあまり周囲に理解されるものではなくて、父親の法事に顔を出さないことや、夫の墓を作らないこと、夫が亡くなって一年も経たずに現在の夫と生活を始めたことを責められたりした。その度に 「これは考え方の違いなんだ。仕方がないことなんだ」 と自分を励ましながら、自分の生き方を通して来た。父親のことを思い出して辛くなることはもちろんあるけれど、そういう思いは線香をあげることではなくて、癌研究の資金集めのために10キロを走るイベントに参加することによって解消しようとする。現実的なのだ。理解されなくても仕方がない。

今朝は、久しぶりに亡くなった夫の夢を見て目が覚めた。夢の中で私は少し泣いていたけれど、目が覚めた時の後味は悪くなかった。彼のことを思い出す時によみがえるのは、いつも温かい思い出である。亡くなって半年くらいは文字通り毎日泣いて、食欲もなく体重もかなり減ったけれど、現在はどうしようもなく悲しいということはない。どうしてだろう?それはたぶん、彼がとびきりにいい男だったからだろう。後に残す者の一生を悲嘆に暮れさせるような生き方を、彼はしなかったのだ。いつも前を見て生きていた彼のことを思うと - 今考えると、生き急いでいたようにさえ感じる - 悲しんでなんかいたら申し訳が立たない、という思いにさせられる。残された者の生きて行く力になるような生き方を、彼はして来たのだ。私もできたら、そんな風に生きて行きたい。早朝に、私の隣りで眠る夫の横顔を見ながら、そう思った。

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ビールのある生活 - その2

2月 26, 2008 at 10:41 pm (食べ物 / ベジタリアン) (, )

先日のエントリー (ビールのある生活 - その1) にも書きましたが、私はどちらかというと、イギリスのビールよりドイツやベルギーのビールの方が好みです。中でも、ドイツのバイエルン (Bayern, 英語では Bavaria) で作られる Hefeweißbier という濁りのあるウィート・ビール (wheat beer) がお気に入り。先日の Erdinger もこの仲間です。さっぱりとしている中にしっかりとコクがあって、とってもおいしい幸せなお酒。

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Paulaner は酸味と苦味がある上に、フルーティーで複雑な味。飲んだ後、口の中にしゅわしゅわっと後味がこみ上げて来ます。こちらほど複雑な味ではありませんが、Weihenstephan もフルーティーな香りと麦茶のような後味がおいしいビールです。

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James Booker のライブ映像 - その3

2月 25, 2008 at 2:55 pm (音楽) (, , )

ジェイムズ・ブッカーの音楽には、人の心を根本から揺さぶる力があります。そういう音楽は万人受けはしませんが、ある種の人々の心を がっちりとつかんで離しません。今回紹介するのは、1978年に録画された “Let Them Talk”。ブッカー自身の曲ではありませんが、説得力と真実味にあふれるこの演奏は、いつ聴いても涙が出そうになります。周りに反対される恋と結婚を繰り返してきた私にとっては、特別な一曲です。歌詞はこちら。ブッカーが加えたイントロの言葉がまたすばらしいです。

-No matter where you go or what you do, people’re gonna talk about you. But if they talk about you, well…just say -

Oh, just let them talk if they want to. Talk don’t bother me. I want the whole wide world to know that I really love you so.

Let them whisper for they know not what’s between you and I. I’m gonna keep on, you know, I’ll be loving you until the day I die.

They’re tryin’ to break up our romance but they don’t stand a chance. We have the kind of love that’s so strong. We’ll be together from now on.

They say that idle gossip comes from the devil’s workshop but I know that the true love will make it stop. I’m gonna keep on, you know, I’ll be loving you until the day I die.

They’re envious of everything that we do. But I wanna say that it’s wonderful if you love someone and that someone they really love you.

ドクター・ジョン (Dr. John) やプロフェッサー・ロングヘアー (Professor Longhair) は知っていても 「ジェイムズ・ブッカーって誰?」 という人もまだまだ多い世の中。もう何年も前ですが、「ブッカーについてのディープなサイトがあってもいいんじゃないか」 と思い立ち、HTML を学びながら、こつこつとジェイムズ・ブッカーについて書いたことがあります (>Yuki’s Piano Corner )。 内容は格アルバムの紹介だったり、ニューオリンズを旅行した時の記録だったりするのですが、思い入れの強いピアニストについて書くというのは、骨が折れる けれど楽しい作業でした。先日、そのホームページを見たというブッカーファンの方からメールをいただきました。個人的な思い入れに満ちているとはいえ、私なりに思いを込めて一生懸命に書いたので、とてもうれしい出来事でした。

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ビールのある生活 - その1

2月 21, 2008 at 9:28 pm (食べ物 / ベジタリアン) (, )

普段、パブなどで飲むのは、もっぱらジン・トニック。たまにウィスキーということもあります。でもジン・トニックもウィスキーも、食事に合う飲み物ではありません。私はワインがそれほど好きではないので、食事のお共はビールになることが多いです。日本やフランスに住んでいた時はビールはあまり飲まなかったのですが、イギリスに来てビールが好きになりました。何と言ってもビールは、 イギリスが誇れる数少ない食文化のひとつ。それぞれのビールが、それぞれの色と香りと味を持っています。

今、はまっているのが、Erdinger Weisse。って、ぜんぜんイギリスのビールじゃありません。ドイツです。でもおいしいんだもの。(実はどちらかというと、ドイツやベルギーのビールの方が好みなのです。)

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今日は豆腐ステーキと一緒にいただきました。あ~幸せ。

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Cloverfield

2月 20, 2008 at 8:37 pm (映画)

くだらない。くだらなさすぎ。こんなにくだらない映画、久しぶりに観ました。「あらを探して酷評するよりも、できるだけ良いところを探して楽しもう」 というのが、映画やコンサートに臨む時の私の姿勢なのですが、そんな私でさえもフォローの余地なし。ニューヨークが正体不明の何者かに襲撃される、というこの映画。だいたい、なんでこんな映画を観に行ったのかというと、先日 “No Country for Old Men” を観に行った際に流れた予告編がはじまり。私は全く興味がなかったのですが、後日、夫が 「すごく良かったっていう批評を読んだ」 と言いはじめたのです。「えぇ~?本当?ニューヨークが攻撃されて、人々がパニックに陥って逃げ回って、攻撃していた者の正体はエイリアンでした、ちゃんちゃん、とかいうんじゃないの~?」 と、私はかなり懐疑的だったのですが、、、実際はもっとひどかったです。
あまりにも薄っぺらで浅い映画なので、ばらすようなネタもないのですが、以下、一部ネタばれ (のようなもの) もあるので、これからご覧になる予定の方はご注意下さい。

とにかく、しっかりとしたストーリーがない。かろうじてあるのは、真実味のない糞みたいな (言葉悪くてすみません。でも本当にそうなんです。) ラブ・ストーリー。最初のパーティーの部分はぐだぐだで退屈。その内、ニューヨークへの攻撃が始まって、「おっ、ここからおもしろくなるか?」と思ったのも束の間、攻撃している者の正体はモンスターだとすぐにわかり、後はただそのモンスターから逃げ回るのみ。キャラクターの設定が甘いから、誰かが死んでも何の重みもなくて、悲しくもならないし同情もしたくならない。ああ~なんでこんな映画観ちまったんだ。あまりのくだらなさいに、私と夫は苦笑と爆笑の連続。笑えたのがせめてもの救いでしょうか、、、。観終わった後、夫は 「ごめん。こんなにひどいと思わんかった」 と言っていました (爆)。

映画を観る前は、誰が作っていて誰が出ているくらいはざっと調べますが、できるだけあらすじやレビューは読まないようにしています。この映画も全く予備知識なしで行ったのですが、やっぱりある程度の下調べはした方がいいですね、、、。

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マッシュルームとスティルトンのグリル

2月 18, 2008 at 4:30 pm (食べ物 / ベジタリアン) ()

友達の家に遊びに行った際に、彼が作ってくれた一品。あまりにも簡単でおいしいので、うちでもよく作ります。普段、癖のあるチーズやマッシュルームがあまり好きではない夫も絶賛していました。

直径8~10cm の大きいマッシュルームを伏せて (ひだひだを下に向けて) グリルで加熱します。マッシュルームが柔らかくなってきたら裏返して、ひだひだの部分に小さく切ったスティルトン・チーズを載せていきます。チーズがとけて、表面に少し焦げ目がつくまでグリルで加熱。粗びきの黒こしょうをたっぷりと振りかけていただきます。

stilton_mushroom.jpg

んま~。うますぎ。エイドリアン、あんたは天才だ。

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Paul Lamb and The King Snakes

2月 16, 2008 at 11:55 am (音楽) (, )

イギリスが誇るブルース・ハープ・プレイヤー、Paul Lamb とそのバンド、The King Snakes のライブに行って来ました。何度もライブは見ているのですが、いつ見ても飽きません。ハーモニカの演奏はもちろん、エンターテイナーとしても最高。ライブではワイヤレスマイクを使って、ステージから降りて演奏しながら客席を練り歩くのが恒例となっています。その模様をビデオカメラで撮ったものを見つけました。その名もラム・カム (The LambCam) 。観客の間を歩きながら演奏するポール。そのうちバンドの演奏も止まって、観客をあおりながらハープ一本で演奏。ポールがステージに戻ったところでバンドも戻って、曲が終了。いやあ、うまいっす。

しかし “Paul Lamb and The King Snakes” って、よく見たらすごい名前ですね。ラム (子羊) とヘビ。

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バレンタインデーの正しい過ごし方

2月 14, 2008 at 11:08 pm (イギリス & ブリストルの生活, 食べ物 / ベジタリアン) ()

何事にも正しい過ごし方なんてものがあるかどうかは別にして、イギリスのバレンタインズ・デーは、レストランを予約して、ドレスアップして食事をして、プレゼントを交換し合う、、、というのが定番のようです。要は、恋人同士がちょっと特別な気分でロマンティックに過ごす日、ということでしょうか。男性が女性にバラの花束をプレゼントしたり、結婚のプロポーズをこの日にする場合もあるようです。
私達夫婦は、この日はだいたい家でお酒を飲んで食事をします。私からのプレゼントは毎年ウィスキーで、今年はグレンフィディック (Glenfiddich) にしました。言わずと知れた、シングル・モルト・スコッチ・ウィスキーです。(実は20パーセント安くなっていてお買い得だった。)

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それから、こちらも毎年恒例の手作りチョコ。今年は生チョコにしました。いろいろなレシピがある生チョコですが、私はベルギー産のダーク・チョコレートに、生クリームとバターとはちみつを少し加えて作ります。形がちょっと不ぞろいですが、おいしかったので気にしないでおこう。

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夫には明日、コンサートに連れて行ってもらうことになっているので、「今年はそれをプレゼントにしてね。バレンタイン当日はなんにもいらないからね」 と念を押していたのですが、サプライズでオーガニックのトリュフと、欲しかったDVDをプレゼントしてくれました。素直にうれしい。

バレンタインズ・デーには毎年、夫が夕食を作ってくれることになっているので、今年もすっかりおまかせ。おいしいリゾットをビールと一緒にいただいて、すっかり幸せでした。家でのんびりと、というのが、うち流のバレンタインズ・デーの正しい過ごし方です。

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今日も晴天

2月 13, 2008 at 9:34 pm (イギリス & ブリストルの生活)

今日は、お昼に友達が子どもと散歩に行くというので、それにおつきあい。太陽の光のもとで、新鮮な空気と自然に囲まれながら、大好きな人達と過ごす時間。あ~幸せ。

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こんなに天気の良い日が続いていいのだろうか、、、。

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