オニオン・バージうどん
昨日は私も夫も疲れ果てていて、夕食はインディアン・テイク・アウェイ。お腹がやられているときはいけませんが、疲れている時にスパイスの効いた食べ物を食べると、元気が出ます。豆のスープと野菜のカレーとご飯、それから私はスターターにオニオン・バージ (onion bhaji) もいただきました。(ダイエットとは無縁の夫と、年中ダイエットが必要な私とは、こういうところで差が出るんですね。) オニオン・バージは、スライスした玉ねぎに衣をつけてボール状に揚げたもの。スーパーマーケットなどで売っているものは食感が団子に近いのですが、レストランで作られたものは、玉ねぎのカリカリとした食感がおいしくて、高カロリーにもかかわらず私は時々頼んでしまいます。「玉ねぎのかき揚げみたいでおいしいなあ、、、太るとわかっていてもおいしい」 などと考えながら一人でオニオン・バージを堪能していた私の頭に浮かんだこと。
「これってもしかして、うどんに載せてかき揚げうどんみたいにしたら、ものすごくおいしいんでは?」
さて本日、そのオニオン・バージうどんに挑戦。油が多い上にけっこう大きくて (直径6cmほど) さすがに一つしか食べられなかったので、昨日の残りのオニオン・バージを使っての挑戦です。上は、クッキング・シートに載せられ、オーブンで温められようとしているオニオン・バージさん。うどんの上に載せられるとはつゆほども知らず、余裕の表情です。ちょうど良く温まったところで、半分に割られ、干し椎茸と昆布をたっぷりと使った純和風うどんの上に載せられるバージさん。その運命はいかに、、、。
「ぅあっ。なんだこれ、うどんじゃねーか。椎茸と昆布の匂いがぷんぷんしやがる。くそー、負けていらんねえ。スパイス出してやる。コリアンダーだ、チリ・パウダーだ、クミン・シードだ、、、」
スパイスをにじみ出して、純和風のうどんに対抗するバージさんでありました。
・・・ ええと、つまり、オニオン・バージの癖が強すぎて、和風だしの効いたうどんとはしっくり行かなかったということです。食べ進めるうちに、オニオン・バージからにじみ出るスパイスで、つゆがオレンジ色になって行きました、、、。せっかくおいしくできたつゆが台無し。まあ、おいしかったですけど、「激うま」 というほどではなかったです。やっぱりうどんには普通のかき揚げの方がいいな。
ピーター・キャット
ピーター・キャットが久しぶりにやって来た。うちに遊びに来るのは半年振りくらいである。ピーター・キャットはお向かいで飼われている猫で、私の姿を見かけると、ものすごい勢いで道路を渡ってやって来る。そして、「にゃ~にゃ~ (遊んで遊んで~)」 と言って私の足にまとわりついてくる、かわいいやつである。暫し遊んだ後、「もう行かなくちゃ。またね」 と言って去ろうとすると、「にゃ!(行かないで!)」 と言って、足に飛びついてきたりもする。家に入って窓から覗いて見ると、うちのドアの前でこちらを見つめて、私が出てくるのをじーっと待っている。猫というより、子犬のような性格の猫である。
初めてピーター・キャットを見かけたのは3年くらい前で、毎日うちの前に遊びにやって来る好奇心旺盛で人なつっこいこの若い猫を、私達夫婦は勝手に 「ピーター・キャット」 と名づけてかわいがったのであった (食べ物は与えません、もちろん)。成長すると共に、うちに遊びに来る回数がだんだん少なくなっていって、私はいつも、 「ピーター・キャットどうしてるかなあ。最近見かけないけど、病気したり事故に遭ったりしていなきゃいいけどなあ」 と、気に留めている。今日のように、元気そうな顔を見せてくれる日は、とてもうれしい。
ピーター・キャットと世界中の猫達に幸せあれ。
Matt Schofield
マット・スコフィールド (Matt Schofield) をライブで見た!かっこいい!!この人はすごいです。かっこよすぎ。けっこう名の知れたギタリストなのですが、今回はなんとベーシストとして、オランダのブルース・バンドのライブに参加していました。この The Backbones というバンドは、現在イギリスをツアー中なのですが、事情があってベーシストが帰国してしまったため、急遽マット・スコフィールドが助っ人として残りのツアーを周ることになったのだそうです。そしてこのベースがすごくかっこいい。身体は決して大きくないのに存在感があって、楽器と身体が一体になっていて、ステージで演奏することがすごく自然で心地良さそうで、何より始終音楽を楽しんでいるその姿に感動。「私もステージの上でこんなふうにありたい!」 と、ものすごくインスパイアされました。バンドの編成はハーモニカ、ボーカル、ギター、ベース、ドラムだったのですが、他の楽器を食う勢いのかっこよさでした。ハーモニカやギターがソロを弾いていても、私の耳はベースラインを追ってしまう。ついでに目もマットに釘付け。
実は私はマット・スコフィールドがベースを弾いているとは、一曲目が終わるまで全く知りませんでした。うちには彼のCDも一枚あるのですが、ライブは見たことがなかったし、どんな外見をしているのかはよく知らなかったのです(笑)。それに、まさかマット・スコフィールドがベースを弾いているなんて思いもしなかったし。それにもかかわらず、一曲目が始まった途端にまず思ったことは、「このベーシストはなんだかすごい!」 でした。それで曲が終わって、ボーカルの人が 「今日はマット・スコフィールドがベースを弾いてくれています」 と言って、「えええ~!あの人、マット・スコフィールドなの?っていうか、マット・スコフィールドってベースも弾けるの?道理でなんかベースがすごいと思ったわけだ、、、」 と驚いたわけです。ギターとベースって弦のレイアウトは同じですが、演奏のテクニックもコンセプトも違うので、ギターが弾けたらベースも上手く弾けるというわけではないらしいですね (私はよく知らないのですが)。
上の映像は昨晩私が見たバンドではなくて、Matt Schofield Trio のライブです。マットはもちろんギターを弾いています。昨晩はニットの帽子をすっぽりとかぶって髪を全部中に入れて、おしゃれなミュージシャンのお兄さんというような出で立ちでした (すいません、わかりづらくて)。オルガンを弾いているジョニー・ヘンダーソン (Jonny Henderson) はブリストルのミュージシャンで私はよくライブを見に行きますが、彼の演奏もまたかっこいいです。特にベーシストいらずの左手はすごい。私の憧れ。次回はぜひこのトリオのライブを見に行きたいと思います。
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ベジタリアン・ベーコン
ベジタリアン・ソーセージやベジ・バーガーはたまに買いますが 、ベジタリアン・ベーコンはその存在を知りつつ、買ったことがありませんでした。先日はベジ・ソーセージを買おうと思ったら、その隣にあったベジ・ベーコンが目に留まり、「たまにはベーコンにしてみるか、、、」 ということになりました。
油を薄くひいて熱したフライパンで、両面をこんがりと焼きました (ちょっと焦げてますけど、気にしない、気にしない。汗)。ベーコンのカリカリ感はありませんでしたが、味はきちんとベーコンの味がしました。私は目玉焼きを半熟に焼いて、それをベーコンにからめて食べるのが好きです。ついでに言うと、目玉焼きは底がかりかりと焼けてきたら、じゃっと少量の水を入れて蓋をして蒸し焼きにして、黄身の上に薄く白い膜を作るのが、うち流。雲の中からのぞくお月様のようです。実家の母がいつも作ってくれたやり方。生卵と半熟卵が苦手な夫には、ウェルダンで仕上げました。
後日、カリカリ感を高めるために、フライパンではなくてオーブンで焼いてみました。フライパンで焼いた時より硬くはなりましたが、カリカリというよりコリコリという感じでした。私はあまり 「肉の味のするベジタリアン製品」 というのは買わないのですが、たまにはこういうのもいいですね。
Shandy
ビールをレモネードで割った、シャンディという飲み物。「そのままでおいしいビールを、なんでわざわざレモネードなんかで割るんだ!」 という思いが強くてこれまで飲んだことはなかったのですが、飲んでみたらこれが意外とおいしい。
このところ花粉症で体調がすぐれなかったので、お酒はおあずけにしておりました (と言ってもほんの2~3日だったんですけど。笑)。「あ~今日もビールなしか~」 と嘆いていた私に、夫が買って来てくれたものです。アルコール度0.5パーセントなので、これぐらい大丈夫だろうということで。
私はアセトアルデヒド (体内でアルコールが分解されてできる有毒物質) を分解する酵素が少ないので、こんなジュースのようなお酒でも酔っぱらいます (じゃあ飲まなきゃいいんですけどね。お酒おいしいし、、、)。
雪のイースター
今日はイースター。クリスマスというのは、ペイガンの冬至のお祭りをキリスト教がのっとったものだということは前に書きましたが (>柊 - クリスマスとペイガン)、このイースターも、もともとはペイガンの春分のお祭りでした。現在、イースターのお祝いに使われる卵 (イースター・エッグ) やうさぎ (イースター・バニー) も、キリスト教が広まるはるか前からペイガンの風習として存在したものです。写真はエッグチョコとバニーチョコ、それと義姉が作った鳥の巣の形をしたチョコレートケーキ。
春のお祝いだというのに、イギリスは天気が荒れて各地で暴風暴雪注意報が出ています。雪でイースターバニーを作る子どもの写真が、新聞に載っていたり。ブリストルは積もりこそはしませんでしたが、昨晩はちらちらと雪が降りました。今年は2月が異常に暖かかったので、その反動なのでしょうか?春はまだ遠いです。
春分と満月とヒッピーと
昨日は春分の日。そして今日は満月。ということで、ヒッピーな友人達は大いにもりあがっております。今日は、そんな愛すべき友人達と共に、ストーン・サークル (石を環状に配置した古代の遺跡) のあるエイヴベリー (Avebury) という村へ行って来ました。イギリスには有名なストーンヘンジをはじめ、たくさんのストーン・サークルがありますが、エイヴベリーは村のど真ん中にストーン・サークルが存在するという、めずらしい形態を取っています。
まだまだ気温は低いのですが、今日は春分の気分をたっぷりと味わいました。
ロラタジン様
二日前から喉と鼻の奥がひりひりして、「嫌だなあ、また風邪ひいたかなあ」 などと思っていたのですが、昨晩になってその症状が更に悪化。微熱と頭痛と悪寒と、更に筋肉痛まであったので、「風邪ひいた。もう寝る。あとは頼む」 と言って、ゆたんぽ抱えてベッドへ直行。しかし、今朝はくしゃみ十連発で目が覚め、「これは風邪ではない。アレルギーの症状だ」 という判断を下しました。そういえば、今日は春分の日。花粉症の時期だわ。
風邪とアレルギーの症状って、区別がつかないことが多いです。今回のように、微熱に伴う悪寒や筋肉痛がある場合は特に。
何はともあれ、数日前にちょうどアレルギーの薬を買い足してておいたので (私は花粉、猫、ハウスダスト、タバコの煙などにアレルギー反応を起こすので、アレルギーの薬は常備薬です。) それを一錠、口に放り込みました。30分くらいして、頭痛がなくなり、完全につまっていた鼻もすっと通りました。しかし、なんだか眠い。「この薬はいつもの “non-drowsy (眠くならない)” のやつだから、眠くなったりしないはずなんだけどな」 と思いつつ箱を見たら、、、ち、違う! “non-drowsy” って書いてない!間違って買ってしまった!だってパッケージが似てるんだもの、、、。この間これ買いに行った時、急いでたからなー。よく確かめないで買ったのがまずかった。
私は普通の花粉症の薬 (抗ヒスタミン薬) を飲むと異常に眠くなるので、眠くならない Loratadine (ロラタジン。クラリチンと呼ばれることもあるそうです。) を服用しています。アレルギーの薬を飲む度に眠くなってふらふらしていた私のために、または眠くなるのが嫌で薬を飲まずに症状と闘っていた私のために、ある日夫が買って来てくれたのでした。魔法の薬、ロラタジン様。
今日はもう抗ヒスタミン薬を飲んでしまったので、ロラタジンは飲めません。しかも今朝私が飲んだのは、一日一錠の効き目が長ーい薬です。うあー眠い。強烈に眠い。目がぐるぐる回って、ばたんと倒れそうになるくらい眠い。村上春樹さんの 「ダンス・ダンス・ダンス」 で、灰色猿が主人公の頭を殴って眠らせるという場面があるけれど、正にそんな感じ。身体はふわふわと宙に浮いた感じで、頭はぼーっとして何に対しても反応が鈍いのに、光だけはやけにまぶしく感じるという、なんだか良からぬドラッグをやっている人みたいでした。今日は伴奏の譜読みと、ショパンのノクターン2曲の暗譜を本腰入れてやろうと思っていたのに、それどころではありませんでした。明日、ロラタジンを飲んでがんばろう。
James Booker のライブ映像 - その4
またジェイムズ・ブッカーの映像を見つけてしまいました。プロフェッサー・ロングヘアを愛するぐらぐらさんにブッカーは嫌いだと言われようが何だろうが、そんなことは気にしないのです。私は地道にブッカーを愛し続けるのであります。
今回の映像はすごいですよ。ニューオリンズのメープル・リーフ・バーで、即興でピアノを弾きまくるブッカーです。ブッカーはインプロヴィゼイションの天才だったわけですが、これまでに見た映像では、あまりその即興性が感じられませんでした。特にヨーロッパでの録音や録画は、「ニューオリンズの天才奇人ピアニスト」 というよりも 「クラシックのコンサート・ピアニスト」 という感じがします。インプロヴィゼイションが少なくて、計画を立ててその通りにきちんと弾いているという感じ。ピアノの脇に姿勢よく立って上品に深々とするお辞儀も、クラシックのピアニストみたいです。完璧で美しい演奏なので、私はこれはこれでもちろん好きなのですが、どうも 「借りてきた猫」 的な印象がぬぐえません。今回はそんな映像とちょっと違って、カメラに向ってにやっと笑ったり、客席の方を向いて観客をあおったりしながら、インプロヴィゼイションで演奏を繰り広げていくブッカーの姿が見られます。曲と曲をどんどん繋ぎ合わせていく、彼のこういう演奏は大好きです。
今までに見た映像は、CDを聴いたり文献を読んだりしてイメージしていたブッカーのライブとはかなりかけ離れたものだったので、今回の映像を見つけた時は本当にうれしかったです。DVDにして発売してくれないかなー。
ジェイムズ・ブッカーについてもっと知りたい方は、こちらをどうぞ。
>ジェイムズ・ブッカーって誰?
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肉買いませんか?
いつも行く Sainsbury’s (大手スーパーマーケット) で買い物をしていた時のこと。肉を売っているカウンターの前を通ったら、後ろから「エクスキューズ・ミー!エクスキューズ・ミー!ちょっと待って!」 という大声が聞こえてきました。何事かと思って振り返ったら、黒人のお兄さんが肉カウンターの後ろから走って追いかけて来ました。ここでこの兄さんと私の間に交わされた会話。
「こんにちは。肉食べますか?」
「あー、肉は食べません」
「え?肉食べないの?じゃあ魚は?(肉カウンターの隣にある魚カウンターを指差して)」
「食べません」
「え?肉も魚も食べない、、、あっ、ベジタリアン?」
「そう。ベジタリアンです」
「理由聞かせてくれるかな?」
「あー、えと、動物が好きだから、、、」
「動物が好きだから??ああそうか、だから肉を食べるのはよくないっていうこと?」
「ええと、まあ、そうです」
「そうか、肉食べないのか、、、。参ったな、、、。(暫し考え込んで) あ!じゃあチーズは?」
「チーズは食べます。ヴィーガンじゃないから、、、」
「じゃあさ、あっちにいいチーズがいっぱい揃ってるから、一緒に見に行こう!」
「あ、いや、今日のところは間に合ってるんでいいです」
「そっかー、肉食べないのかー。参ったなー。(暫し考え込んで) あ!じゃあさ、今度チーズ買うときは僕のとこに来て!安くしとくからさ!」
「あ、そう?ありがと。じゃーねー」
何だったんだ一体あれは。 Sainsbury’s でこの手の販売 (店員が客に何かを売り込もうとすること) が行われることはまずないので、ちょっと面食らいました。それによく考えてみたら、彼は肉売り場の店員として働いているだけなので、特定の客のために品物を安くしたりする権限はないような気が、、、。後で夫に話したら、「それはナンパだったんじゃないの?」 と一言。ナンパ!そうか!
「お嬢さん、肉買いませんか?僕と一緒に肉食べましょう」
なるほどね。って、なわけねーだろ。
結局、何だったのかは未だ不明なのですが、先日もその肉カウンターの前を通ったらその兄ちゃんがいて、「エクスキューズ・ミー!エクスキューズ・ミー!」 と叫んできたので、聞こえないふりをしてそそくさと去りました (なんか面倒だし、チーズも必要なかったし)。この Sainsbury’s にはいつも私を見かけると 「ニーハオ!ニーハオ!」 と、ものすごい勢いで話しかけてくるおっちゃんもいます。うっとうしいので、その人がやっているレジや、品物を整理している場所は避けるようにしているのですが、これからは肉売り場の前も避けなきゃだな。スーパーマーケットで買い物するのもけっこう大変です。ふう。










