分かち合うということ
昨晩はバンドのギグ。ブルースを愛する者達による、ブルースを愛する人々のためのギグという感じで、すごく気持ちがよかった。うちのメンバーは平均年齢が30歳くらいで、「若い連中がブルースのソウルとフィーリングを持って演奏しているのを見るのはすごく嬉しい」 と評価して下さる方々が多い。確かに、ブルース・ジャムなどに行くと、「ロック・ギタリストがブルースの真似事をしている」 というような演奏がとても多くて、そういうのは私達の目指すところでは全くない。オリジナリティはもちろん大切にするけれど、それと同時に、ブルースという音楽とそれを生み出したミュージシャン達への愛情と尊敬は、いつも心に留めている。そんな私達と同じような思いを持ったブルース・ラバーズを聴き手に演奏するのは、とても楽しい。
これはいつも思うのだけれど、自分の演奏する音楽を、誰かと (それが一緒に演奏するミュージシャンであれ、あるいは聴き手であれ) 分かち合えるというのは、人生におけるかけがえのない幸せのひとつである。
帰りの車のラジオで、ジャズ・トランペット奏者の Humphrey Lyttelton が亡くなったというニュースを聞いた。ミュージシャンとしてだけではなく、ラジオのコメディ番組の司会者としても愛されてきた人である。彼もまた、自分の愛するものを誰かに伝え、分かち合うということを常にしてきた人であったと思う。R.I.P.
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