音楽による騒音の謎

5月 31, 2008 at 6:12 pm (音楽)

今日は寝不足。。。隣の住人が、真夜中に大音量で音楽をかけていて、よく眠れなかったのです。私なんか、毎日、真っ昼間でも音を出すのに気を使っているというのに、真夜中に壁が揺れるほどのうるさい音楽をかけて平気でいられる人の神経は理解できません。

しかし、こういうことがあるたびに思うのですが、人の迷惑をかえりみずに音楽を大音量でかける人達というのは、どうして揃いも揃って音楽の趣味が悪いのでしょうか?今回の隣人に限らず、カーステレオから大音量の音楽を流して車を走らせている人達などもそうですが、そういう人達が流すのは、ベースとドラムマシーンばかりが強調された音楽や、最近の虫酸が走る R&B (古き良きリズム・アンド・ブルースのことではありません。) や、くだらないポップ・ミュージックばかり。まあ、音楽の趣味は人それぞれですが、それにしても、一定のジャンルの音楽のみが大音量でかけられるという傾向は、興味深いものがあります。誰か、科学的な研究をしてくれないかしら。

私の専門はクラシックとブルースですが、普段は色々なジャンルの音楽を聴きます。ジャズ、ソウル、ゴスペル、ラグタイム、リズム・アンド・ブルース、ロックンロールなどのブラック・ミュージックはもちろん、ニュー・ウェイヴ、グラム・ロックなども大好き。レゲエ、スカ、ダブも好きだし、テクノ、ハウス、フュージョン、ジャングル、パンクの中にも好きなものがあります。キューバやスペインの音楽もよく聴きます。聴く音楽の幅は決して狭くはないとは思うのですが、それにもかかわらず、私の趣味に合う音楽を大音量でかけている人というのはほとんど見かけません。一度だけ、カーステレオでクラシックをかけている人と、レゲエをかけている人を見かけたことがありますが、その時はなんとも幸せな気分になりました。大音量で音楽をかけるなら、せめて趣味の良い音楽にしてもらいたいなあ、と思います。

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Krystian Zimerman

5月 30, 2008 at 8:44 pm (音楽) ()

クリスティアン・ツィマーマン (日本ではジメルマン、ツィメルマンと表記されることも多いですね) のリサイタルへ行って参りました。現役で活躍するピアニストの中では、一番好きな人の一人です。プログラムは以下の通り。

Bach – Partita No 2 in D, BWV826
Beethoven – Piano Sonata in C minor, Op 111
Brahms – Klavierstücke, Op 119
Szymanowski – Variations on a Polish folk theme in B minor, Op 10

演奏はもちろん素晴らしかったのですが、コンサートの前にインタビューとトークがあって、それがとてもおもしろかったです。
彼は、音楽を演奏するという行為は、役者が演技をするのと同じだと言っていました。これはピアノに向かう際に、私が常々思っていることで、私がツィマーマンというピアニストを好きな理由でもあります。ツィマーマンは曲を弾き始める前に、目を閉じ、うつむいて座って、じっと 「何か」 が彼の中に降りてくるのを待ちます。そして、自分の中での準備が整ったら、身体をすうっと起こして、演奏を始めるのです (その時のツィマーマンは、まるで何かが乗り移ったように見えます)。そうしたツィマーマンの演奏を見るたびに、「役者みたいだなあ」 と思っていたのですが、今回のトークで本人の口から説明を聞くことができて、とても嬉しかったです。

「ベートーヴェンの Op.111 を弾くことを決意した経緯を教えてください」 という質問には、「この曲は20年前に勉強して以来、コンサートで弾く気にはどうしてもならなかったんだ。Op.109 や Op.110 は弾けたけれど、Op.111 は弾くたびに、『この曲は自分にはまだ早すぎる、自分はまだ若すぎる、まぬけすぎる』 という思いが強くて、プログラムに入れることができなかったんだ。でも、去年51歳を終えて、『これは、歯の抜けかけた老人の音楽なんかじゃない。これは僕自身だ!』 と、はっと気がついたんだ。それから後は簡単で、これまで理解できなかったことが明確になって、すらすらと弾けるようになったんだ」 と答えていました。ツィマーマンのような世界的に認められるピアニストが、52歳になるまで一つの曲を演奏する準備ができていないと感じたということには、感動してじーんとしてしまいました。

「Op.111 は古典派とロマン派、どちらの域に入る作品だと思いますか?」 という質問には、「そんなのは問題じゃないよ。もしバッハが、後にロマン派という時代が来ると知っていたとしたら、彼はすごく腹を立てたと思うよ。バッハだってロマンティックだったんだ。彼は20人も子供がいたんだから!20人も子供を作るなんて、ロマンティックな人だったに決まってるよ!だからさ、そんなこと話すのやめようよ」 というお答え。

更には、「あなたは録音があまり好きではないという印象を受けるのですが、そのことについてはいかがですか?」 という質問に対して、「僕にとって、ピアノを弾くのに大切なのは、作曲家がどんな想いでその曲を書いたのだとか、そこにどんな感情が込められているのだとか、そういうことなんだ。音なんてあまり重要じゃないんだ。大切なのは、ピアニストがステージに居て、その感情の流れを観客が一緒に感じることができるということなんだ」 と答えていました。

彼の話はクラシックに限らず、私の目指す音楽の形にすごく近くて、共感するところがとても多かったです。後で一緒に行った夫に聞いたら、彼も同じことを感じていたようです。それにしても、ところどころでジョークをとばし、観客の笑いを取りまくるツィマーマンを前に、「クリスティアンってば、こんなにおもしろい人だったのね、、、」 と驚く私でありました。インタビュアーの女性の椅子を引いてあげたり、ドアを開けてあげたり、紳士さも兼ね備えた素敵なおじさまでございました。

夫は、今まで見たクラシックのピアノ・リサイタルの中で、一番良かったと言っていました。夫自身もミュージシャンなのですが、クラシックは音楽を聴いて 「これはショパン、これはドビュッシー、これはバッハ」 と作曲家名を言い当てられる程度。クラシックの専門家ではないのですが、それでも、ステージで演奏するツィマーマンを見て、何かバイブレーションのようなものを感じたみたいです。後日発表されたこのコンサートの批評の中には、ひどいことを書いているものもありましたが、私は批評家の書くレビューなんて本当に意味がないものだな、と思います。間違い探しに躍起になっている批評家を感心させる演奏よりも、あまりクラシックに知識のない一人の (あるいはもっとたくさんの) 観客を感動させる演奏の方が私はずっと好きだし、そういう力のある演奏を 「音楽」 と呼ぶのだと思います。

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ドイツは楽し

5月 29, 2008 at 8:39 pm (旅行)

ドイツは何年も前に一度訪れたきりで、あまり記憶に残っていなかったのですが、今回の滞在はすごく楽しかったです。ドイツと一口で言っても、街や地域によって違いがあるのだろうとは思いますが、今回訪れた Schorndorf は、きれいで、食べ物とビールが安くておいしくて、人が親切で、天気もよくて、「イギリスになんか帰りたくない!!」 と何度も思いました。訪れるのと実際に住むのとは全く違うことだというのは経験上痛いほど知っているのですが、それにしても居心地よかったです。

滞在中は、イタリアン・フェスティバルが行われていて、上の写真の広場はビア・ガーデンとなっていたのですが、そこでお酒を飲んでいる人達を見た時は、思わず感動してしまいました。こういう状況になると、馬鹿騒ぎする人達や、喧嘩をする人達や、セクシーであるということと肌を露出することを取り違えた人達で埋めつくされるイギリスとは大違い。イギリスの酔っ払いに心底うんざりしている私にとって、大騒ぎしなくても楽しくお酒が飲めるドイツの人達には、ものすごく好感が持てました。

おいしいごはんとビールの他に、ケーキやアイスクリームも毎日のように食べていたのですが、平均睡眠時間3時間という生活をしていたせいか、またはたくさん踊ったせいか、体重は増えずにすみました (ほっ)。

楽しかった Schorndorf の滞在ですが、ひとつだけ面倒だったことがありました。それは、人々の視線。うちの夫は腰まであるドレッド・ロックスなのですが (背が高いので、彼の 「腰まで」 というのはかなり長い)、それが Schorndorf の人達にはめずらしいようで、行く先々でじーっと見つめられるのです。しかも、その見方が強烈。ちらちらっと見るのではなくて、じーーーっと見つめっぱなし。こちらが見返しても、目をそらすこともなく、見つめ続ける人々。まあ、めずらしいものを目にして、つい見てしまうというのはわかるのですが、それにしてももう少し失礼にならないような見方はできないんでしょうか。これは小さな町に限ったことなのか、それともドイツでは人をじっと見ることが無作法とはされないのか、その辺りはよくわかりませんが、私には理解不能な行動でした。
ロンドンに戻って、人々の刺すような視線から開放され、「あー、やっぱイギリスはいい!」 と思ったのも束の間、暴風雨と地下鉄の不通と不親切なタクシー運転手に見舞われ、「なんで私はこんな国に住んでるんだ、、、」 とつくづく思ったのでありました。

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音楽フリークスのホリデー

5月 28, 2008 at 8:57 pm (音楽) (, , )

久しぶりに、夫婦そろってのホリデーに行って参りました。音楽三昧の一週間で、最高に楽しかったです。まずは、ドイツの Schorndorf で行われたミュージック・フェスティバルに参加。毎日10時から5時までワークショップがあって、その後はコンサート、そして深夜から始まるジャムセッション、、、というのが5日間続きました。睡眠時間は毎日3時間くらいでしたが、アドレナリン放出しまくりで、全然眠くなかったです。あともう一週間くらい、同じ生活を続けても平気だったような気がします。
私が参加したのは、デニス・グルンリング(Dennis Gruenling) のブルースハープ・ワークショップ。去年イギリスでライブを見て以来、すっかり大好きになったデニス (>Dennis Gruenling)。今年もやっぱり素敵でございました。そして、かなりおもしろい人であることも判明。私にとっては幸せな5日間でありました。

新しい友達ができたり、顔見知りだったハープ仲間とぐっと親しくなれたりもして、収穫の多いフェスティバルでした。音楽面でも、ハーモニカに限らず、本業のピアニストとしての目標や課題ができました。ハーモニカもピアノも、がんばって練習するぞー。

さて、音楽フリークスである私達夫婦のホリデーを締めくくったのは、ロンドンで行われた、クリスティアン・ツィマーマン (Krystian Zimerman) のリサイタル。リサイタルが終わって終電に乗り、家に着いたのは深夜2時。さすがに1週間の疲れがどっと出て、ベッドに直行でした。ツィマーマンのリサイタルついては、後日改めて書きたいと思います。

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ルイボス・ティー

5月 19, 2008 at 9:42 pm (食べ物 / ベジタリアン)

5年ほど前までは、大きなカフェオレ・ボールでブラック・コーヒーを飲まないと一日が始まらない、という生活をしていた私ですが、最近はもっぱらカフェイン・レスの生活をしています。普段よく飲むのは、ハーブティー。ハーブティーと言っても、香料や色素が使われているものもあるので (Twinings など) 、箱に書かれた原料をチェックして、なるべく自然なものを買うようにしています。私は、普段の生活では、デトックスに気を使ったり、オーガニック食品にこだわりをもったりしているわけではないので、せめて飲み物くらいは身体にやさしいものを摂ろう、と考えています。

最近、はまっているのが、ルイボス・ティー (Rooibos tea)。先日、まきさんが遊びに来た時に、おすすめしてくれたものです。早速買ってきて試してみたら、すごくおいしい!香ばしさがあって、どことなく麦茶やほうじ茶に似ている気がします。うちの夫はイギリス人のくせに、「お茶 + ビスケット」 の習慣がない人なのですが、そんな夫もおいしいと言っていました。

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肉体労働

5月 18, 2008 at 1:45 pm (音楽) ()

昨晩は、グラストンベリー (Glastonbury) でのギグ。午前中に、バンドのギタリスト兼親友から、「車が壊れた、、、」 との電話。RAC (= Royal Automobile Club。日本のJAFのようなもの。) の人が見に来たのだけれど、直すのに2~3日かかるとのこと。PA、アンプ、ドラムキット、ピアノを全て運ぶためには、最低2台の車が必要。友達や知り合いなどに電話をして、車を貸してくれる人をみつけて、自動車保険にドライバーの名前を載せてそのお金を払って、、、。なんとか出発したものの、ブリストルを出て10分くらい走ったところで、私がミキサーを家に忘れてしまったことに気づき、それをまた取りに戻り、、、うああああ、みんな、ごめんよう。なんとか時間通りにセットアップを済まして、スタートすることができました。私は前半はなかなか調子がでなかったのですが、後半にドラマーがすごくかっこいいソロを叩いて、その辺りからやっと “mojo” が効いてきました。うちのバンドで最年少のドラマー、マイク。よくやったぞ。

しかし、いつも思うのですが、グラストンベリーの人達って、本当に変わっています。私は変わった人達が好きなので、まあそれはいいんですが、夜も12時になろうとしているのに、「もう1曲!もう1曲!」 と言われてなかなかギグが終わらない、、、。本当に元気でお祭り好き。写真はセットアップ中の様子ですが、天井がアルミホイルで飾りつけされているのが見えます。こういうのもグラストンベリーならでは。愛すべき人達であります。

重い機材を運んで家に帰って、眠りについたのは深夜3時。あああ疲れた。

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新ブログ

5月 17, 2008 at 2:53 pm (音楽) (, )

私のセカンド・インストゥルメントである、ブルース・ハープ (ハーモニカ)。ポケットに入るくらい小さいのに、果てしのない可能性を秘めたこの楽器が、私は大好きである。しかし残念なことに、世間一般では、ハーモニカという楽器は過小評価されるきらいがある。口にくわえて、スーハースーハーと息を吸って吐くだけで音が鳴るので、「誰にでも演奏できる、おもちゃみたいな楽器」 と思っている人が多い。ボブ・ディラン (Bob Dylan) みたいな薄っぺら~い演奏が、ハーモニカの全てだと思っている人も多い。これは、真剣にハーモニカという楽器と向き合っているハーモニカ・プレイヤーにとって、大きな悲劇である。「ハーモニカを演奏する」 と言うと、「へえ~、そうなの?で、他には何が演奏できるの?」 と言われてしまうハーモニカ・プレイヤー達は、本当に気の毒である。「他には」 というのは、「きちんとした楽器らしい楽器は」 という意味なのである。これは、あまりにもひどい。ハーモニカはみくびられ、軽視されている。

そんな想いを込めて、ブルース・ハープについての新しいブログをはじめました。ずっとやりたいと思っていたことなのですが、なかなか時間ができず延ばし延ばしにしていて、先日、やっと立ち上げました。
>ブルースハープな日々

真剣な記事は何日か寝かせて仕上げることが多いので、どのくらいのペースで更新できるかはわかりませんが、時間の許す限り、アップして行きたいと思います。

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Scam mail, Tarte aux pommes

5月 16, 2008 at 9:49 pm (イギリス & ブリストルの生活, 家族 / 友達 / 夫婦, 食べ物 / ベジタリアン)

毎日、山のように受け取るスパム・メール。その中で、最近よく見かけるのが、この手のメール。

こんにちは。私の名前はマリア・ジャン=ピエールです。パリに住んでいます。インターネットであなたの名前を見つけました。今月の末から、息子のアンリがイギリスに5ヶ月ほど滞在する予定なのですが、その間、彼にレッスンをしていただけないでしょうか?

1.1時間のレッスンを週2回、4ヶ月間お願いする場合の費用
2.空いている日時
3.レッスンの場所と住所

を教えていただけたら、息子がイギリスへ行く前に、費用をお送りします。
お返事、お待ちしています。

初めてこの手のメールを受け取った時には、「あやしいなあ、どうせスパムだろうな」 とは思ったのですが、念のため、コンピューター職人である夫に確認。するとこれは、”Check overpayment scam” というスキャム (詐欺) メールなのだそうです。こちらの指定した金額よりも多い額のチェック (小切手) が送られてきて、その後、「金額を間違えたので、小切手のお金を口座に入れて差額を送り返して下さい」 と要求。こちらが差額を送ると同時に、小切手はキャンセルされて、口座からは小切手のお金が全て消えている、、、という仕組みらしいです。ネット上の詐欺は、あの手この手で攻めてきますね。気をつけなくては。

さて、今日はブリストルに住んでいる日本人のお友達、まきさんが遊びに来てくれました。写真はまきさんが持って来てくれた、りんごのタルト (tarte aux pommes) 。さっぱりしていておいしかった! 「あんまりイギリスっぽくなくておいしい」 と二人で意見が一致したのが笑えます。まきさん、今日はありがとう。また遊びに来てね!

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雨ニモマケズ

5月 15, 2008 at 10:27 pm (フィットネス / スポーツ)

このところ、素晴らしい夏日が続いていたのですが、今日は雨。今朝はジョギングはやめにしようかなあ、と思ったのですが、最近走り込んでいて調子がよかったので、そのペースを崩したくなくて、結局走ることに。天気の良い日はたくさんの人が走っているのを見かけますが、冬場や天気の悪い日は、すれ違うランナーの数がぐっと少なくなります。私はジムなどで機械を相手に走るのは好きではなくて、雨の日でも外を走ります。私にとって走ることとは、心と身体のバランスを保つための行為であると同時に、「自然の中の一部」 としての自分を確認する行為でもあります。走ることを日々の習慣にしていると、晴れの日があれば雨や雪の日もあり、気持ちの良いそよ風が吹く日もあれば嵐のような日もあり、追い風の日があれば向かい風の日もあり、、、本当にいろいろな天候の中を走ることになります。そんな中で、自然の恵みを暖かく受け取ったり、圧倒的な自然の力の中で無力な自分を感じたりしながら、「自然の中の一部」 としての自分を確認して行くのです。

ジムは一度、知り合いに 「一日お試し券」 みたいなのをもらって行ったことがあるのですが、どうもしっくりきませんでした。その日は最高に天気が良かったのに、ジムにはたくさんの人がいて、壁に取り付けられたテレビを見ながらトレッド・ミルの上を走って運動に励んでいました。それが性に合う人がいるのはもちろん結構ですが、「こういうのは私には合わないな」 と思いました。それから、そのジムにはパブがあったのですが、いかにも高カロリー高脂肪で身体に悪そうなハンバーガーとチップスを、ビール片手に頬張っている人達 (おそらくジムでの運動の後) を見て、「こういうのもちょっと違う」 と思ったのでありました。自宅ではできない筋トレマシーンがあるし、プールやスカッシュ・コートなどもあって、色々なことができるというのは確かに魅力的ですが、私には、自然の暖かさと厳しさと、季節の移り変わりを感じながら、地道に外を走る方が合っているようです。

今日のエントリーのタイトルは、もちろん宮沢賢治の 「雨ニモマケズ」 です。私は彼のように献身的でも禁欲的でもないし、宗教にも興味はないのですが、この詩 (のようなもの) は、宮沢賢治の切なる願いが聞こえるような気がして、読むたびに胸が熱くなります。

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苦情、ベジタリアンBLT

5月 14, 2008 at 11:08 pm (食べ物 / ベジタリアン) ()

今日は、半日を苦情に費やして終わってしまいました。口座を持っている銀行で手違いがあったので、近くの支店まで行って直談判。こういうことがあるたびにいつも思うのだけれど、こっちの人は顧客が苦情を言いに来ると、defensive (自分を正当化しようとしてむきになる) で argumentative (議論好きで理屈っぽい) になることが多いです。そこで一悶着あり、どっぷりと疲れて家に帰った後は、所用を頼んでいる弁護士に苦情の手紙を書いてまた時間がつぶれ、、、。(イギリスで雇った弁護士に問題があって困っている方は、The Legal Complaints Service に相談すると良いと思います。)
これはフランスにいた時も感じたことですが、こちらで生活していると、こういうしょうもないトラブル解決に費やされる時間が本当に多いです。私の貴重な時間を返せ~。

思いの外、雑用で時間がつぶれてしまったので、今日は超手抜き料理のベジタリアンBLT。冷凍庫にあったベジ・ベーコンをフライパンでじゅっと焼いて、レタスとトマトと一緒にパンにはさむだけ。私はソースたっぷりのバーガーは苦手なので、フレンチ・マスタードを少し塗りました。簡単だけどおいしい!
忙しい時は、料理をするよりもシューベルトを弾くことが優先になってしまう私 (ごめんよ、夫)。私にとって、幸せな人生を送るための技のひとつは、「大変な時は家事は適当にする」 ということにあります。

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