おからハンバーク
せっかくキッチンが広くなったというのに、まともな料理をしていません。引っ越しで忙しかったことや、コーンウォールへ小旅行していたことなどがあって、集中して料理する時間を作れなかったのです。オーブンに入れるだけのピッツァや、冷凍ベジバーガーの他に、これまでに作ったものと言えば、オムレツ、焼うどん、シンプルなパスタ、チャーハンなど、簡単なものばかり(時間のある時だって、凝った料理はめったにしないのですが、それはさておき)。
引っ越しの方もだいぶ落ち着いたので(まだ家具はそろっていないとはいえ)、昨晩はおからハンバーグに挑戦。レシピを検索したら、ひき肉が入ったものばかりだったので、おからだけで適当に作ってみました。みじん切りにしたタマネギとにんじんをフライパンで炒めて、おからと混ぜ合わせ、卵、生パン粉、片栗粉、酒を入れて更に混ぜ、軽く塩で味付けして、整形。肉が入らないため、形がくずれやすいので、つなぎで上手く調節していきます。あとは、フライパンで焼くだけです。
にんにく入りのてりやきソースと、例のラディッシュおろしで仕上げました。
今回使ったのは、日本から送ってもらった「ドライおからフレーク」。水でふやかすだけでおからができあがるという、優れもの。便利な世の中です。
コーンウォールのキョロちゃん
コーンウォールの旅行中に入ったインディアン・レストランでのこと。テーブルに置かれたデザート・メニューを何気なく見ていてら、なんだか見慣れた顔つきが、、、。
森永チョコボールのキョロちゃん、、、。写真を撮ったものの、興奮したためかぼけてしまったので、ネットで検索してみました。こちらが、このデザート会社のオフィシャル・サイトで見つけた写真。
Tupyなんて言ってますけど、これは完全にキョロちゃんです。キョロちゃん型の器に入っている中身は、バニラ・アイスクリームだそうです。おなかがいっぱいだったのと、偽キョロちゃんだからという理由でデザートを頼むのもなんだかあほらしかたので頼まなかったのですが、今思うとちょっと後悔、、、。無理してでも食べて、器を持って帰ればよかった、、、。
イギリスの魅力 – その3
デヴォンの海岸線を歩いていて遭遇した、野生の山羊たち。切り立った崖の上で草を食んでいる山羊たちを見ると、「おーい、そんな高いところにいたら危ないよー」と声をかけたくなる。
山羊は神経質な動物というイメージがあったのだけれど、1メートルくらいの距離に人間がいても、全く気にせずに夢中で草を食べていた。崖の上では、人間は山羊にかなわないということを知っているのかもしれない。
山羊を見て興奮したのもつかの間、更に進んだところで、赤ちゃん山羊を発見。あまりのかわいさに、気絶しそうになる。ポケットに入れて帰りたいくらいの愛らしさであった。
イギリスの魅力 – その2
イギリスの魅力 – その1
数日間、コーンウォール(Cornwall)とデヴォン(Devon)へ行って来ました。週末、コーンウォールでギグがあったので、そのついでに短い休暇を取ることにしたのであります。コーンウォールとデヴォンは、イングランドの南西部にある州で、どちらも広い州なのですが、今回訪れたのは、北部の海岸線。日本のガイドブックには載らないような小さな村や町と、その周辺の自然を見て回りました。色々と問題が多く、不満も多いイギリスでの生活ですが、もちろん良い面や好きな面もたくさんあって、その中のひとつが、田舎の風景。木々や草花に囲まれた、車一台通るのがやっとの狭い道をドライブしたり、絶景を眺めながらパブリックフット・パスを歩いたりする時、「イギリスって、本当に美しい国だなあ」と思わずにはいられません。
コーンウォールやデヴォンの風景を楽しむには、パブリックフット・パスを歩くのが一番だと思います。、今回のウォーキングは、上り下りが激しくて、登山に近い箇所もありました。私はハイキングが大好きなので、丘を超えたり、カーブを曲がったり、茂みを抜けたりするたびに変わる景色を眺めながら歩くことには、この上ない幸せを感じます。でもこういうのは、歩くことが好きではない人や、自然に興味がない人には、ただの苦痛でしかないんだろうなあ。
Home Sweet Home
ただでさえ引っ越しで忙しいというのに、今週はリハーサルが週に3日も入っていて、なかなか大変な毎日である。昨晩も10時半までリハーサルがあって、へとへとになってかえって来たら、ベッドが届いていたという朗報。新しく買ったベッドの配達が遅れていたので、この数日は、エアベッドで寝ていたのである。急いでベッドルームに見に行くと、きれいにメイクされたベッドの上に、かわいいカップケーキが置かれていた。
Waitrose(高級スーパーマーケット。高いので私はめったに行かない。)で安売りだったのだそうだ。安売りでも何でも、こういうサプライズはうれしい。新しいフラットも、すこしずつ「ホーム」になりつつあると感じる今日この頃である。
引っ越しにおける思い
昨日、これまで住んでいたフラットの引き払いが完了しました。大家さんとの話は和やかに進み、デポジットも全額返してもらって、気持ちよく去ることができました(がんばって掃除した甲斐があった)。新居はまだ、段ボール箱に囲まれて、家具もそろっていないのですが、この一週間ほど2つのフラットを行ったり来たりの状態だったので、これでやっと少し落ち着きました。
前の住居を引き払う日の前日、夫がぽつりと「ここでの生活も終わりだなあ」と一言。見るとなんだか目がうるうるしている。「ど、どうしたの?悲しいの?」とおろおろして聞く私。すると、「いや、うれしいんだ」と言うではないか。考えてみれば、前の住居は、私が亡くなった夫と住んでいたフラットでもあった。本当は現在の夫と暮らし始めた時に、新しい住居に移りたかったのだが、もろもろの事情があって、今日まで延びてしまったのである。そんなこともあって、口には出さずとも、夫には色々と思うところがあったのだろう。
私はと言えば、長年住んだフラットだというのに、未練や感傷的な思いは全くない。フラットの近くに住む友達や、お世話になった人達や、辺りの町並みを思うと少し寂しいけれど、それにしたって車で15分で遊びに行ける距離である。そんなわけで、感傷に浸ることもなく、私の心はさっぱりとしてすがすがしい。これから始まる新しい生活のことを思うと、胸がわくわくする。手始めに待っているのは、積み上げられた荷物の整理と、家具の組み立てである、、、。
腹が減っては引っ越しはできぬ
ただ今、引っ越しの真っ最中。心配だったピアノの移動は無事終わり、だいたいの荷物の移動も済んで、後はこれまでの住居の掃除と、新居の荷物の整理のみ。
荷物を運んだ日、朝から大量のサンドイッチ作りに励む私。お茶やジュースやビスケットの用意にも余念がない私を見て、「いつも食べ物のこと考えてるよね」と少々あきれ気味の夫。「だって今日は大仕事だよ。手伝いに来てくれる人達だって、おなかすくかもしれないし」と私。
そして、荷物運びが終わった後、夫がまず言った言葉は、「なんか食べる。」私の作ったサンドイッチをうまそうに食べる夫であった。腹が減っては引っ越しはできないのである。
エクソダス、屋外プール、バースデイ・ウィッシュ、深夜のケーキ
昨日は誕生日。このところ晴天続きだったので、ブリストルから車で1時間ほどのところにある屋外プールに、夫が連れて行ってくれた。車の中で聴いたのは、ボブ・マーリー (Bob Marley) の名アルバム 「エクソダス」 (Exodus)。ボブ・マーリーには、夏が合う。強い日差しを浴びながら、彼が 「エヴリトルシン、ゴナビオーラーイ」 と歌うのを聴いていると、本当に全てが大丈夫になるような気がしてくるから不思議である。
このプールの良いところは、プールサイドが芝生に囲まれていて、そこで日光浴やミニ・ピクニックができる点である。プールで泳いだ後は、ピクニック・マットの上で、サンドウィッチを食べ、ジン・トニックを飲み、アイスクリームを食べ、そしてまた泳ぎに行く。幸せな半日であった。
夜はリハーサルがあって、音楽仲間にケーキでお祝いしてもらった。皆の気持ちがうれしくて、ろうそくを消す時にするバースデイ・ウィッシュは、自分のことはそっちのけで、みんなの幸せを願う願いごとになってしまった。大好きな人達の幸せを願うのも、また幸せである。
リハーサルが終わって家に帰ったのは、10時半近く。そこには、引越しの荷物に囲まれながら、ケーキ作りに奮闘する夫の姿が。私が帰るまでに仕上げる予定だったらしいのだが、間に合わなかったらしい。キッチンの床には、ハンドミキサーが転がり、砂糖やココアパウダーが散らばっている。やっとケーキができあがって、更に夕食ができあがるのを待ち、眠りについたのは1時過ぎ。今朝もまだ、キッチンは汚れた食器で埋まっている。それでも、私はとっても幸せなのである。
ものぐさ夫婦の引越し
引越しが近い。それなのに、何も準備ができていない。ただでさえ、片付けが絶望的に下手な私達夫婦である。引越しの準備も、のらりくらりなのだ。ピアノを先に動かすことに決めたので、今日はピアノの周りだけでも整理しよう、ということになった。私のグランドピアノの上には、楽譜やら、CDやら、その他もろもろのがらくたが載って、すっかり物置状態である。ピアノの下にも、バンドのライブで使う大小のアンプが5個、ぎっしりと詰め込まれている。まあこれは、騒音防止になるという良い面もあるのだが、「グランドピアノのあるサロン」 というような、優雅な雰囲気は全くない。
何はともあれ、ピアノの移動は明後日。明日は私の誕生日なので、どうせ夕方のリハーサルまで遊びほうけるに決まっている。やるなら今日しかないと、ついに重い腰を上げ、段ボール箱を組み立て、ピアノの上の物を詰み込み始めた。しかしそこは、ものぐさで片付けが致命的に下手な2人のことである。しばらくして、私が 「今日はこの辺にしておこうか、、、」 と言い出し、夫も 「うん、そうだね。そうしよう」 と相槌を打ってしまうのである。ああ、どうしてこうなのか。「この辺にしておこう」 と言い出す私も私だが、それに反対しない夫も夫である。結局、ピアノの上にはまだ3分の1ほどがらくたが残っている。どうなることやら。













