引っ越しにおける思い

6月 19, 2008 at 9:43 午前 (イギリス & ブリストルの生活)

昨日、これまで住んでいたフラットの引き払いが完了しました。大家さんとの話は和やかに進み、デポジットも全額返してもらって、気持ちよく去ることができました(がんばって掃除した甲斐があった)。新居はまだ、段ボール箱に囲まれて、家具もそろっていないのですが、この一週間ほど2つのフラットを行ったり来たりの状態だったので、これでやっと少し落ち着きました。

前の住居を引き払う日の前日、夫がぽつりと「ここでの生活も終わりだなあ」と一言。見るとなんだか目がうるうるしている。「ど、どうしたの?悲しいの?」とおろおろして聞く私。すると、「いや、うれしいんだ」と言うではないか。考えてみれば、前の住居は、私が亡くなった夫と住んでいたフラットでもあった。本当は現在の夫と暮らし始めた時に、新しい住居に移りたかったのだが、もろもろの事情があって、今日まで延びてしまったのである。そんなこともあって、口には出さずとも、夫には色々と思うところがあったのだろう。

私はと言えば、長年住んだフラットだというのに、未練や感傷的な思いは全くない。フラットの近くに住む友達や、お世話になった人達や、辺りの町並みを思うと少し寂しいけれど、それにしたって車で15分で遊びに行ける距離である。そんなわけで、感傷に浸ることもなく、私の心はさっぱりとしてすがすがしい。これから始まる新しい生活のことを思うと、胸がわくわくする。手始めに待っているのは、積み上げられた荷物の整理と、家具の組み立てである、、、。

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