ジン・トニック
今年の冬は大雪で、「寒い冬の後は暑い夏が来るっていうから、今年の夏はきっと暑くなるよ。」 と言っていた人がいました。それを聞いた私は、「ええ~?ほんと?そんなこと言って、また夏なんて来ないんじゃないの、この国は。」 と半信半疑だったのですが・・・暑いです、今年のイギリス。といってもまあ30度を超えるくらいなのですが、イギリスにしては珍しい暑さです。おまけに湿度も高い。私は北海道の出身なので、湿度の高い暑さは苦手なのですが、「夏が来ない」 ということもあり得るイギリスに長年住んでいると、湿度くらい多少高くても、こう夏らしい日々が続くのはうれしいものです。


さて、夏においしいお酒と言えば、ジン・トニック。大好きなお酒で、年中飲んではいるのですが、夏は特においしい。先日も、運河のほとりのパブで、日が暮れるのを眺めながら、きんと冷えたジン・トニックをいただきました。ここのはおいしかったですが、ジン・トニックってたまに、やけに生ぬるくて水っぽいことがありますね。毎回作る工程を見ていて気づいたのですが、これは、トニック・ウォーターが冷えていないことに原因があるようです。冷蔵庫ではなくて棚においてあるトニック・ウォーターをそのまま氷の入ったグラスに注ぐので、氷がすぐに溶ける割りには冷たくなりきらず、水っぽくぬるいジン・トニックになってしまうのです。店側としては、「どうせ氷を入れるんだから、トニック・ウォーターは冷さなくてもいいだろう」 くらいの気持ちでいるのかもしれませんが、おいしいジン・トニックを作るのに、きんと冷えたトニック・ウォーターは欠かせないものだと私は思います。
そんなわけで、外で飲むのもよいですが、私は、うちで自分で作るジン・トニックも好きです。たっぷりの氷が入ったグラスに、好きな銘柄のジンと、冷蔵庫であらかじめ冷しておいたトニック・ウォーターを注ぎ、最後に大きめに切ったレモンをぎゅっと絞って入れます。お店のジン・トニックは、薄いレモンが飾りにようににひらりと入っているだけですが、自分で作る時は果汁を絞り入れることができるのが嬉しいです。今晩はうちでジン・トニックにしよう。