夏!

6月 1, 2009 at 8:44 pm (イギリス & ブリストルの生活, 日々のこと)

嵐のような天気が続いていて、今年もイギリスに夏は来ないのか・・・と半ばあきらめていたのですが、来ました!夏!夏服に身を包み、散歩をしたり、庭に椅子を出して読書をしたり・・・。眩しく日差しの射すキッチンで、汗をかきながらする料理もまた気持ちが良い。太陽の光は私のような小さな者の上にも平等に降りかかり、幸せをもたらしてくれるのであります。

私の知り合いに、雨が降るたびにイギリスの天気に不平を言うロシア出身の人がいます。私も同じ外国人のよしみとして、「今日もまたブリティッシュ・ウェザーだわねえ。」 などと冗談交じりに言ったりしているのですが、その彼女は数日前に会った際、「暑すぎる」 とまた不平を言っていました。うーん、一体、この人が満足することはあるのだろうか。

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気持ちの良い天気ですが、イギリスのことなので、いつまで続くかが問題です。天気予報によると、とりあえず明後日までは持つみたいなので、明日もまた、夏を満喫したいと思います。

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うちの猫

4月 5, 2009 at 7:13 pm (日々のこと)

最近、ハーモニカ友達のモーゼス・Tが猫を飼い始めた。国外へ引っ越すこととなった友人に頼まれ、譲り受けることとなったそうだ。この間遊びに行ったら、これがまたかわいい猫である。顔がまん丸で、黒と灰色のしましまで、口の周りと胸と足の先が白い。私は知らなかったのだが、胸のところの色が違う場合、その猫はビブ (bib=赤ちゃんのよだれかけ) を持っていると言われるのだそうな。

それはさておき、とにかくこの猫があまりにかわいかったので、ここ数日は猫のことで頭がいっぱいである。しかし、猫が飼いたい飼いたいといくら言ってみたところで、アレルギー持ちの私には飼えるはずがないという現実。そこで、最近かわいがっているのが、小さい時からずっと持ち続けて来たぬいぐるみの猫。体長15センチほどのちびねこなのだけれど、ちょっとまのぬけた顔になんとも癒されるのである。おなかを押すとにゃんと鳴く。押し方によって鳴き方が変わるので、「笑った声」 とか 「怒った声」 などを表現して遊ぶ、あほな夫婦である。

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実はこの猫は、買ってもらったその日に、どこかに落としてなくしてしまった。悲しみに咽ぶ私を見て、いとこのけいこちゃんが同じものを見つけてプレゼントしてくれたのである。男の子ばかりのいとこ達の中で育った私にとって、けいこちゃんは大好きなお姉さんであった。
北海道の春を思う今日この頃である。

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Life goes on

3月 21, 2009 at 12:00 am (日々のこと)

ほぼ毎週行くジャム・セッションで、顔を合わせる年配のカップルがいる。男性がギターでジャムに参加し、女性の方は演奏はしないけれど、座ってみんなの演奏を楽しんでいるようである。その仲の良さそうな雰囲気から、てっきり長年連れ添ったカップルなのだろうと思っていたのだが、よく話を聞いてみると、出逢ってから3ヶ月ほどだと言う。彼女も彼も60過ぎだけれど、どちらも結婚した相手を亡くし、その後に知り合ったのだそうだ。私は、二人とはこれまであまりきちんと話す機会がなかったのだけれど、昨晩の彼女はとても饒舌で、私の隣に来て色々と話してくれたのである。

どのようにして二人が出逢ったのかということ、彼はイングランド北部に住んでいたのだけれど、彼女と出逢ってブリストルに住むようになったこと、夏ごろには色々な手続きも完了し、正式にブリストルで一緒に住めるようになれるであろうこと、新しいパートナーを見つけて、自分達がどんなに幸せであるかということを語ってくれた。

私は、初対面の人やそれほど親しくない人に、夫を亡くした経験があると言うことはあまりない。その場の雰囲気や相手によって、「話してもいいかな」 という場合もあるけれど、それほど多くはない。隠しているわけではないのだけれど、話すと気まずい雰囲気になったり、相手にきまりの悪い思いをさせてしまうような気がするので、黙っていることが多い。「どうしてブリストルに来たの?」 と軽い気持ちで聞いたはずが、「実は今の夫の前に一度結婚していて、彼の仕事の都合で来たんだけど、彼が死んじゃって・・・」 などと重い話をされても迷惑だろうと思うのだ。なるべく重くならないようにさらっと話しても、「こんなに若いのに (アジア人は実年齢よりも若く見える。) かわいそうに!」 と思わせたり、「なんて言ったらいいんだ?」 などと気を使わせてしまうのが目に見えているので、こういう質問は適当にごまかして答えてしまう。

それでも昨晩は、嬉しそうに話す彼女を見て、「あなたの気持ちはとてもよくわかるよ。」 という意味で、私も少しだけ、自分のことが話したくなった。「あれほど誰かを愛することなど、二度とできないだろう。」 という思いをひしひしと感じる生活の中で、ある日、「また誰かを愛したい」 という気持ちが芽生えることの嬉しさを、そして奇跡のような出逢いが自分の身に降りかかることのありがたさを、私は身を持って知っている。新しいパートナーと新しい生活を始めることに反対する人も多いけれど、幸せになろうとしている人にとやかく言う権利など、誰にもないはずである。

ライフ・ゴーズ・オン。人生は続くのだ。大切な人を亡くしても、人は生きて行かなくてはならないのだ。私としては、できるだけ幸せな人生を送ることが、亡き者に対する最大の供養だと思っている。

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笑い癖

1月 29, 2009 at 5:02 pm (日々のこと)

私は、笑ってはいけない時に笑いたくなってしまうという、困った癖がある。どんな時に笑いたくなるのかというと、非日常的でシリアスな場面である。先日も、視力検査に行って、笑いがこみあげてきてしまった。わけのわからない機械がたくさんある薄暗い部屋の中で、検査官と2人っきりである。ここまでで既にもうおかしい。更に、レンズの度を調節するための変な丸い眼鏡をかけさせられたり、目をライトで照らして覗かれたり、遠くに見える文字を声をあげて読まされたりする。これはどう考えてもおかしい。奥歯をかみ締めて、なんとか笑いをこらえたのであった。

歯医者も同じくおかしい。未来の椅子みたいなのに寝かされて、マスクをつけた歯科医が私の口の中を覗いているのである。そして、変な音を立てる色々な機械が次々と口の中に入ってくる。これもかなりおかしい。

うちの実家には、毎月の父親の命日にお坊さんがお経を上げに来るのだが、そこでも私は笑ってしまう。親戚が集まって、お坊さんの後ろに並んで正座をし、厳粛にお経を聞いている。おかしい。笑ってはいけない場なのだからきちんとしなくては、と思うと更におかしい。ぽっく、ぽっく、ぽっく、、、と執拗に続く木魚の音に私の緊張は高まり、ち~んというところで、たまらずぷっと吹き出してしまう。横を見ると、兄の肩が震えている。笑いをこらえているのである。そんなのを見てしまっては、もうだめである。目に涙を浮かべながら、早く終われ、早く終わってくれ、と願うばかりとなる。

こんな困った癖を持った私であるが、最大のピンチは、現夫との結婚式の時であった。指輪を交換して、誓いの言葉を述べるという、結婚式で一番大切で感動的な場面である。まず、夫が誓いの言葉を言いながら、指輪をはめてくれた。私達は結婚という形にそれほど重きを置いていたわけではないし、式もごく近い身内と親友だけの質素な人前式にしたのだが、それでもやはりこの瞬間は私の胸に感動を呼んだのである。感動の涙をこらえながら、さあ、次は私の番だ、と思って夫の顔を見た瞬間、急に笑いがこみ上げてきてしまった。口元をハンカチで覆って泣いているふりなどをして必死でごまかしたのだが、やはりみんなにはばれてしまったようである。こういう大人気ない癖は早く直したいと思っているのではあるが、なかなか直らないのが癖というものである。式の後に友人らが、「現実味があってよかった」 とフォローしてくれたのが、せめてもの救いであった。

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オバマ大統領就任式式典

1月 21, 2009 at 1:02 pm (日々のこと)

世界中が盛り上がった、オバマ大統領の就任式。私も、「ああ、どうかオバマさんが撃たれたりしませんように」 とちょっとどきどきしながら、BBCのサイトでライブ中継を見ておりました。

こういう舞台でアレサ・フランクリン (Aretha Franklin) が歌うというところが、さすがアメリカだなあ、と思います。日本ではまず考えられないですよね。若い頃に比べるとやはり高音がきつそうでしたが、初のアフリカ系アメリカ人の大統領誕生を象徴するような、素敵な歌だったと思います。

イギリスでは、鉄の女・マーガレット・サッチャーの時代から続いていた保守党からトニー・ブレアの労働党に変わった際、「これで世の中が変わる」 という期待と希望を多くの人が抱いて、大いに盛り上がりました。ブレアはそれを裏切って終わってしまったわけですが、オバマ大統領にはそんなことにならないように、がんばってほしいと思います。

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クリスマスの散歩

12月 27, 2008 at 6:53 pm (イギリス & ブリストルの生活, 日々のこと)

クリスマス・イヴまではどんよりと憂鬱な天気が続いていたのですが、幸運なことにクリスマス当日は太陽が顔を出しました。クリスマスの日はランチの後にみんなで散歩に出ることが多いので、今年は天気がよくてラッキーでした。

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私は毎年夫の家族と過ごすのですが、みんな良い人だし、少人数なこともあって、気疲れすることもなく、楽しいクリスマスを過ごすことができています。彼らがもしクリスチャンで、クリスマスを宗教行事として捉えていたとしたら、無宗教の私としては居心地が悪いだろうなと思いますが、幸運なことにそういうこともないので、義家族と過ごすクリスマスはとても楽しいです。

昨日のボクシング・デー (26日) も、本日も素晴らしい天気で、夫と散歩に出かけました。二人で太陽の日差しを浴びて森の中を歩いていると、しみじみと幸せを感じます。 「クリスマス・セールに行こう」 などという人じゃなくて本当によかった。夫とは育った環境も違うし性格も生活パターンも違いますが、音楽の趣味が合うとか、ベジタリアンであるとか、こういう日に買い物よりも自然の中を歩くことを好むとか、根本的なところで相性が良いと感じます。

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我が家のスター

12月 7, 2008 at 8:47 pm (日々のこと) ()

素晴らしく天気の良い日が続いていて、冷え込みますが、気分の明るい毎日です。今日はクリスマス・ツリーを出して飾り付けをしました。

こちらでは生の木を使う人も多いですが、うちはプラスティックのツリーです。生のツリーは素敵ですが、毎年クリスマスの後にゴミとして捨てられている木を見るたびに、心が痛むのです。

出会った年のクリスマスに夫が買って来てくれたツリー。毎年このツリーを出すたびに、二人で一緒に年月を重ねることの喜びを感じます。

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ツリーのてっぺんにいるのは、ラッコのぬいぐるみのオッティーです。初めてこのツリーを飾り付けした時に、ツリーの上に飾る星がなかったので、夫が星の代わりにオッティーを載せたのでした。手に持っているヒトデが星に見えるのでちょうどいいということで。それから毎年クリスマスの時期は、オッティーがこの大役を務めるのが慣わしとなっています。オッティーは確か夫からの初めてのプレゼントで、sea otter (ラッコ) なので ottie と名付けたのでした。

アホ夫婦は今年も楽しいクリスマスを迎えることができそうです。

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ドラッグをめぐる問題 - オランダの場合

12月 4, 2008 at 1:03 pm (日々のこと)

先日、日本における大麻問題について書いたので、今日はそれに関連して、進んだ薬物政策を取っているオランダについて書いてみたいと思う。

オランダには、大麻を合法 (正確には完全合法ではない。) で販売するコーヒー・ショップというものが存在する。コーヒーショップの経営にはライセンスが必要で、「宣伝を行わない、ハードドラッグを販売しない、公衆に迷惑をかけない、18歳未満への販売を行わない、一人につき5グラムを超えた量を売らない」 などの規制がある。2007年からは、店内でのアルコールの販売も禁止されている。

コーヒーショップは薬物政策の一環で、その始まりは1970年代。Wikipedia にわかりやすい解説が載っているので、ここで引用する。

「大麻などのソフトドラッグ使用者が多いオランダでは、ソフトドラッグを完全追放できないと考える。これを禁止法で抑えつければ、ソフトドラッグがハードドラッグと同じ闇市場に出回る結果、ソフトドラッグ使用者がハードドラッグ使用に走る機会を増し、薬物による害を増やすことになる。これよりは、行政がしっかり管理できる施設にのみ一定条件下でソフトドラッグ販売を許可し、ソフトドラッグ市場とハードドラッグ市場を完全に分離し、ハードドラッグが入ってこないようにソフトドラッグ市場を限定して厳格に管理したほうが薬物による害は少なくなる(ハーム・リダクション)、との考えである。(更に詳しくはこちら。>Wikipedia オランダの薬物政策)」

合法で売られているからといって、オランダでは大麻を摂取する人が多いのかというとそんなことはなく、イギリスなどに比べるとその使用率は低いという統計が出ている。身近な話としては、私のオランダ人の友人夫婦は若い頃に一度吸ったきりだと言っていたし、もう一人のオランダ人の友人は、コーヒーショップには一度も入ったことがないと言う。これは例えば多くの国で煙草は合法だけれど、喫煙しない人もたくさんいるのと同じことである。「合法にしてコントロールした方が社会に有益である」 という考えに基づくオランダの薬物政策は、的を得ているようである。また、ハードドラッグの使用者率も、他のヨーロッパ諸国に比べてオランダでは低い。法でソフトドラッグとハードドラッグを明確に区別しているのだから、これは当然である。

近年問題になっている “grit weed” の問題も、合法化することによって防ぐことができる。”grit weed” とは、質をよく見せかけるために、ガラスの破片などを混ぜて表面をきらきらさせた大麻である。
www.gritweed.co.uk
Warnings over glass in cannabis (BBC)
これは大麻に限ったことではないが、混ぜ物が入った危険なドラッグが売られるのは、ドラッグが違法だからである。合法ドラッグであるアルコールや煙草は混ぜ物が入っていることはないし、アルコール度数、タールやニコチンの量が表示されて売られている。

もちろんオランダでも、保守派の人や、ドラッグ・ツーリズム (ドラッグ目当てでやって来る他国からの旅行者) を嫌う人など、反対の立場を取る人達は多く、コーヒーショップの存在に圧力をかけている。1997年には1179店舗あったコーヒーショップが、2005年には729店舗まで減っているということだ。新しいコーヒーショップを開くことは禁止されているから、店舗の数は減少する一方である。

2008年7月からは、公共の場での煙草の喫煙が禁止されるのに伴い、コーヒーショップ内での煙草の喫煙も禁止となった。ジョイント (煙草と大麻を混ぜて巻いたもの) の喫煙ももちろん禁止となり、店内では大麻のみの喫煙が許可されている。これがジョイント喫煙者の足を遠のかせるようになり、コーヒーショップの経営にまたひとつの痛手が増えたようである。
Dutch coffee shops weed out tobacco (BBC)
Amsterdam coffee shops say tobacco ban is blow to business (The Independent)

私は、ドラッグ問題を表面的にではなくて真に解決するには、合法化するしかないと思っている。抑制して頭から押さえつけようとする国が多い中、オランダの政策は実に現実的で論理的で、時代の最先端を行っているように思える。他国がオランダにならって大麻を合法化すれば、ドラッグ・ツーリズムの問題はなくなるわけであるし、オランダにはがんばって良い手本になってもらいたいものである。

関連過去記事
ドラッグをめぐる問題
ドラッグをめぐる問題 - 日本の場合

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古いコンピューターのクイズ

10月 20, 2008 at 5:01 pm (日々のこと)

先日の Elbot に続いて、コンピューターおたくの夫から回ってきたリンク第二段。
古いコンピューターについてのクイズ。

Midweek quiz: Old computers

ぜんっぜんわからない。ちっともわからない。10問中3問正解だったけど、完全にまぐれ。夫よ、こういうことには疎い私に、なぜこんなものを送ってくるのだ。

昨晩も、今日のブログに載せる写真をネットで探していたら、背後から、「あ!古いコンピューターの写真見てる!」 との声。振り返ると、すっごく嬉しそうな顔して立っていました。はあ~ (ため息)。

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Elbot

10月 17, 2008 at 8:09 pm (日々のこと)

コンピューターおたくの夫から回ってきたリンク。
Elbot

言葉をタイプして、Artificial intelligence (人工知能) の Elbot と会話をすることができます。

実験では、「本物の人間だと思った」 という人もいたそうです。確かによくできていて、人工知能もここまできたかという感はありますが、本物の人間と間違えるのはちょっと無理があるだろう、という気がします。

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